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これまで何十万円も貢いできたアイドルマスターの公式ディレクターに強制終了を食らった元伊織担当Pが何とかめげずにプリキュアトークする場所
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1年間楽しく見続けた「ハートキャッチプリキュア」も、昨日の放送を以って、ついに最終回を迎えました。
これで終わるのは確かに寂しいですが、1年毎に世代交代という方針はシリーズ前作「フレッシュプリキュア」放送開始の時点で既に決まっていたことなので、割と快く次回作「スイートプリキュア」を歓迎できそうです。
というわけでハートキャッチ最終回
「みんなの心をひとつに!私は最強のプリキュア!!」
の感想をば。

アバン無しでいきなりOPですか。CM明けもいきなりサブタイコールでした。前回までの女児置いてけぼりの熱すぎる展開をどうやって収束させるか見ものです。
開幕は前回のオーケストラ発動のリプレイ。デカパンチで潰されたデューンが無事とは思えませんが、ラスボスがこのままやられてはサブタイに偽りありです。つーことで、浄化の呪縛を引きちぎるデューン。おお! ついにオーケストラ様が負けた!!
稀代の怪物デューンに対してもはや勝ち目はないのか・・・そこへ謎カプセルに包まれた薫子おばあちゃんとコッペ様。一旦カプセルに入る4人のプリキュア。
突然啖呵を切るマリン。
マリン「笑っちゃうよね。若干14歳の『美少女』が地球を守るなんて」
コフレ「『美少女』は微妙です」
このやりとりも今までがあってこそだと思います。
いち早く出撃するマリン。サンシャインもそれに続く。しかし、いつき・・・「ゆりさんは17歳だよ」って・・・そいつを言っちゃぁおしめぇよw
ブロッサムはムーンライトに先刻(前回)の非礼を謝罪しますが、ムーンライトはブロッサムに大切なものを思い出させてもらったと逆に感謝します。何このガイナックス臭・・・だがそれがいい。
4人揃ってデューンに再戦を挑む。しかし惑星サイズにまで巨大化して本能のままに暴れる怪獣と化した彼は地球めがけて拳を振り下ろします。それに怯えるなみなみを優しく抱きかかえる番君。こんな時にフラグ立てんなやw
憎しみの虜となったデューンに対してブロッサムは「あなたの憎しみを消せないのは私たちの力が足りないせい」だと言い、ミラージュをその手にします。マリン、ムーンライト、そしてサンシャインもそれに力添えして・・・
「ハートキャッチプリキュア!無限シルエット!!」
これが「最強のプリキュア」・・・しかしでけぇ・・・何このグレンラガン。瞳に宇宙まで宿しちゃってるしw
「5gogo」劇場版のスーパードリームも仲間全員の力を合わせたフォームでしたが、さすがに巨大化まではしませんでした。プリキュアはスペック的にライダーよりウルトラマンに近いとよく言われてますが、まさかウルトラマンもビックリのサイズまで巨大化するとはw
史上最強つーか史上最大のプリキュアの鉄拳がデューンの胸に炸裂・・・って、ここでCM!?
CMあけ。町は何事もなかったかのようにすっかり元通り。恐らく全世界が同様に修復されたのでしょう。穏やかな日差しの中、温室の中で目を覚ますコッペ様に和みましたw
誰かの頬をぷにぷにする夏服のえりか。あれから半年ぐらい経ったのでしょうか。えりかがつついていたぷにぷにほっぺの正体、それは・・・。
ついに誕生したつぼみの妹「ふたば」ちゃんでした。ふたばちゃんって・・・w
OPを髣髴させるつぼえりのシーンの後、明堂院家に到着。朝稽古するいつき、お父様、オニーサマ。いつきのみならずオニーサマにまで挨拶するえりか。ちゃっかりフラグ立ててやがらぁw
そして道場には何と・・・クモジャキー!?
じゃなくて新弟子「クマモトさん」の姿が。一足先に退場していたサソリーナ同様、クモジャキーとコブラージャにも素体となった人間がいて、それぞれ覚醒して社会復帰した模様です。こういう部分のフォローもスタッフの誠実さを感じます。
身支度を終えて合流したいつきは・・・何と!

女 子 制 服 ! ! !

あまりの可愛さに鼻血出たw
町を見下ろす丘の上。半年(推定)経った今なおドヤ顔で地球を守ったと言って謎ポーズを取るえりか。つぼみといつきにそれをツッコまれて即座に反論する。
「2人ともやってたじゃん」
3人揃って「我々は大変な事をしてしまった」とドヤ顔ポーズを決める回想シーンに爆笑したw
そして過去の栄光にこだわるえりかをたしなめながら、3妖精を連れたゆり登場。パートナーのコロンを失い、目の前で父親を殺されるという悲劇を乗り越えて、すごいタフな人だと思います。
4人は将来の夢について語り合います。プリキュア最終回のお約束とは言えw
えりかはファッションデザイナー、いつきは家の道場を継承しつつ色々やってみたいと言う、ゆりはまだ思案中、そしてつぼみは・・・
宇宙飛行士・・・って、これまた壮大なw
一方、こころの大樹は新しい芽を吹いて再び成長を始めました。その傍らに3つの光・・・それぞれコロン、ダーク、月影博士の魂だと思いたいです。
仲間たちは先に行き、最後に残ったつぼみの回想。
デューンに放った拳は叩き潰すための力ではなく、憎しみを断ち切るためのものでした。デューンは穏やかな表情で光となり、地球は元の青く美しい星に戻りました。
つぼみの部屋に飾られたプリキュア4人の集合写真。そして?年後。同じ部屋で写真を見つめる少女の姿。その手にはパフュームが・・・。

こうして余韻を残しつつ終了した今作ですが、振り返ると色々ありました。
つぼみは初めてプリキュアに変身した当初は非常に頼りなく、ぶっちゃけ「こんな主人公で大丈夫か?」と思いました。それが、怒りと憎しみに囚われるゆりを諭すまでに成長し、ついには最弱から最強へ進化しました。これなら後輩の「キュアメロディ」にも先輩として指導できるでしょう。かつて自らがピーチに導かれたように。
えりかは劇中最初にこころの花を奪われたキャラでした。しかしキュアマリンに目覚めてからは持ち前の明るさとポジティブさで、真面目なキャラの多い本作においてムードメーカーとして大活躍しました。それが最後まで貫かれたのはファンとして嬉しい限りです。
いつきは家の道場の師範代と、学校の生徒会長という2重の責任感から敢えて男装しているという異色のキャラでしたが、デザトリアン化から開放されたのを機に少しずつ自分に素直になり、やがてキュアサンシャインに目覚めました。最終回で女子制服を身にまとった姿は、責任感から自分を「オープンマイハート」した現われだと解釈したいです。
ゆりはつぼみたちより先にプリキュアとして活動しながらある事件で一度は力を失いましたが、過酷なトラウマを乗り越えてキュアムーンライトとして再起した姿は感動を呼びました。それ以降はチームの精神的(戦力的にも)支柱となる頼もしいキャラでした。最後のあまりに過酷な試練に折れそうになる歳相応の脆さも魅力でした。
サブキャラも、ファッション部のみなさん以下、もも姉、さつきオニーサマ、担任の女先生、カンフー君、番君、剣道君、自転車君、ヘタレ保育士・・・等々、魅力的に描かれていたと思います。
勿論、プリキュアを見守る薫子おばあちゃんとコッペ様もいいキャラでした。
シリーズ過去作と比較して優劣付けるなどというバカはやりません。それぞれ魅力ある作品でしたから。それでもハトキャが好きだという気持ちは変わりません。
番組最後のエンドカードに作画監修の馬越さんの描きおろしイラストとともに「ありがとう」のメッセージが添えられていましたが、こちらこそ
ありがとうアンド愛してる 「あ」から始まる合言葉
・・・なんちゃってw

最後に、さつきオニーサマとえりかがフラグ立ちまくりな件について。
「可能性を生み出しただけでGJなんだよ!」
・・・お粗末さまでしたw

 

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