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銀座へ仕事で出かけたついでに昼飯食べた店。
噂の「ロメスパ(『路傍の麺』のスパゲティ版)」として有名な
「ジャポネ」
に参上しました。ラーメン界に二郎あらばスパゲティ(パスタに非ず)界にジャポネあり、と並び称されるぐらい有名な店と聞いて、いつかは来ようと思っていた「宿題店」です。
住所のビルの前にバス停風の怪しげな看板・・・予備知識がなければ通り過ぎてしまうでしょうw
勇気を振り絞っていざ突入!
案内図に従っていくと、あっさり店の前に来れましたw
壁も扉もなく廊下むき出しのカウンター。なるほどこれが「ロメスパ」の所以か。当然ながらカウンターは満席で、前待ち3人。実はこれがラッキーだったと後で思い知りますw
程なく着席。web上じゃ「ジャリコ(和風のジャポネ+ちょっとだけイタリアンなバジリコ)」が一番人気らしいですが、あえてパスタならざるスパゲティの基本というべきナポリタンのジャンボ(650円也)をオーダーしました。
2つのコンロで2人の男性が休む間もなくフライパン振ってる姿が印象に残りました。彼らのおかげで回転率は早い印象を受けましたが、それでも行列が絶えないのは味と価格とボリュームが客を惹きつけるためでしょう。
ナポリタン来た。一口目、唸るほどのうまさじゃありませんでした。しかし、何か懐かしい感覚を覚えました。そして二口目を食べたが最後、フォークが止まらなくなりました。何なんだこの魔力は?
小松菜という斬新な具のおかげで、最後まで飽きずに完食しました。
途中でカウンター上の粉チーズやタバスコを投入してみましたが、味のバランスを崩すばかりでした。それだけ基本の味付けがしっかりしてるってことです。
これを食べ終わった瞬間、心の奥から声が聞こえてきました。
「お前が子どもの頃好きだったスパゲティは
こういうモンだろ!」
その通り。今でこそボロネーゼとかカルボナーラとか通っぽいことをほざいてますけど、いわゆるパスタと日本の子どもが好きだったスパゲティは別の料理だと改めて思いました。
ここは日本人の日本人による日本人のためのスパゲティ屋さんだと思います。
そしてオレが退席した時、順番待ちの行列は20人近くなってましたw